カッパ・クリエイトホールディングス株式会社が三井住友カードと協力してクレジットカード決済と電子マネーなどの決済サービスをスタートしたというニュースが届きました。

2015年5月から「かっぱ寿司」10店舗で先行スタートして、7月上旬までには全店舗でサービスを利用できる計画となっています。



（かっぱ寿司の公式サイト）




サービス導入で利用者の利便性が向上

全国展開している回転寿司チェーン店でクレジットカードと電子マネーが全店舗で利用できるのは今回の「かっぱ寿司」が初めてのようです。これらのサービスを展開することによって、利用者の利便性を高めることが可能となります。

今まで一般的に客単価が低い回転寿司業界においては、クレジットカード決済を導入するメリットは少ないと言われてきました。

クレジットカード決済を可能にすることによって、その店舗はカード会社に数パーセントの手数料を支払わなければいけません。つまり、手数料を支払うことによって、少ない利益をさらに圧迫してしまう恐れがあります。

かっぱ寿司側としては利益率を圧迫する可能性がありますが、利用客の利便性を高めることによって売上アップを図り、手数料支払いによる利益減少を十分にカバーできると考えたのかもしれませんね！




利用可能な決済サービス

かっぱ寿司で利用可能な決済サービスは下記の通りです。

１）クレジットカード：Visa、MasterCard
２）電子マネー：iD、楽天Edy、WAON
３）交通系電子マネー：Suica、Kitaca、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
４）訪日外国人向け：銀聯




サービス導入によるメリット

クレジットカード決済が可能になることによって、利用金額に応じてポイントが獲得することができます。また、電子マネーにおいても、クレジットカードでチャージすることでポイントが付与されるメリットがあります。

このようにクレジットカードや電子マネーによる支払いによってポイントが貯まることが最大の魅力と言えそうです。

かっぱ寿司がクレジットカードや電子マネーの利用可能に踏みきったことがきっかけになって、他の回転寿司チェーン店でも導入を検討されるかもしれません。

今後もさまざまな業界でクレジットカードや電子マネー決済の利用が拡大して行けば嬉しいですね＾＾