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一般のクレジットカードとビジネスカードの違いとは?
クレジットカードのウェブサイトを眺めていると、ビジネスカードが紹介されているページがあります。
このビジネスカードとは一体どんなカードなのでしょうか?
ビジネスカードとは・・・
ビジネスカードとは中小企業の社長や個人事業主の方などを対象にしているクレジットカードのことです。また、「法人クレジットカード(法人カード)」と呼ばれることもあります。
事業に関連する経費の決算をするために利用されます。カードの使い方は一般のクレジットカードと大差はありません。
大企業や中堅企業などを対象にした法人向けカードのことを「コーポレートカード」と呼びます。
(JCB「ビジネスカード」の公式サイト)
ビジネスカードの審査基準
一般のカードの申し込み資格は「18歳以上で安定した収入がある方」などと記載されていることが多いです。一方、ビジネスカードは「開業後3年以上、かつ2期連続で黒字経営であること」などと記載されています。
上記から、ビジネスカードは個人の収入ではなく事業自体の収益が、申し込み審査の基準になっていることが理解できます。
ビジネスカードの表記
ビジネスカードの名義は「法人に所属する個人」となります。カードの表示方法も一般のクレジットカードとは異なります。
所有者名が記載されている箇所が2段になっていていて、上段に「会社・屋号」が記載され、下段に「使用者(個人名)」が記載されています。
ビジネスカードのメリット
1)公私の区別ができる
一般カードとビジネスカードを区別することで、プライベートとビジネスを区別して資金管理ができるメリットがあります。キャッシュフローの管理や確定申告の手続きなどがしやすくなり、経費の計上漏れも防止できる効果が期待できます。
2)キャッシュフローが改善される
ビジネスカードでの決済は口座から引き落とされるまでに一定期間の猶予があります(最大90日間)。支払期限を延ばすことができるため、キャッシュフローに余裕ができます。
3)ポイントが貯まりやすい
法人で利用するため、利用する金額が一般カードよりも高額になることが多いです。その結果、ポイントやマイルがどんどん貯まり、お得なサービスや割引を受ける機会が多くなります。
デメリット
1)一括払いが基本
支払い方法において、ビジネスカードでは一括払いが基本になっています。一般カードのように分割払いやリボ払いが利用できません。しかし、最近では分割払いの選択が可能なビジネスカードも登場していて、デメリットとは言えなくなってきました。
2)一般カードよりも審査が厳しい
ビジネスカードは一般カードよりも審査基準が厳しいといわれています。ビジネスで利用するカードなので、個人でカードを利用するよりも大金が動くため、審査が厳しくなっています。
まとめ
上記のことから、ビジネスカードはビジネスシーンでカード決済をする際に大きなメリットがあります。
あなたが個人事業主や中小企業の社長を務めているなら、ビジネスカードは必須アイテムです。ビジネスをより円滑に運営していくために、ぜひ一枚ビジネスカードを所有しておいてください。
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