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dカードを利用するメリット・デメリットとカードの作り方を解説
dカードはNTTドコモから発売されているクレジットカードです。
以前まではDCMXカードとしてラインナップされていましたが、新たにdカードとして生まれ変わりました。
(dカードの公式サイト)
どこでもdポイントが1%貯まる
dポイント加盟店での利用ならポイントが5%も貯まる
ドコモユーザーならケータイ利用料金がお得
年間1回以上のカード利用で年会費が無料
電子マネー『iD』やアップルペイが利用できる
dポイントがお得に貯まる
dカードに入会することによって自動的にdポイントクラブのブロンズステージに優遇される仕組みになっていて、dポイントが貯まりやすくなります。
ブロンズステージの特典は『1%のポイント還元』となっていて、ショッピング利用をする際は100円毎に1ptが付与されます。
また、電気、ガス、水道、電話、放送料金などの毎月の支払いをカード決済にすることでも、dポイントが貯まります。
ネットショッピングなどをあまりしない方でも、毎月の支払いをカード決済に切り替えるだけでどんどんポイントが貯まっていきます。
ローソンやマクドナルドでは最大5%のポイント還元率
dカードはコンビニエンスストア『ローソン』やマクドナルドでの利用が非常にお得です。
会計時にdカードを提示すると1%のポイント還元、dカード決済で1%のポイント還元、さらに税抜価格から3%割引となるため、合計で最大5%のポイント還元率が実現します。
マクドナルドでは電子マネー『iD』による支払で合計5%のポイント還元率になります。
dカード特約店ならお得に貯まる
dカード特約店でカード決済をすると、通常の決済ポイントに加えてさらにポイントが上乗せされます。
主なdカード特約店は下記のとおりです。
店舗・企業 | ポイント付与率 |
---|---|
ENEOS | 100円毎に1ptプラス |
JAL | 100円毎に1ptプラス |
dトラベル | 100円毎に1ptプラス |
JTB | 100円毎に2ptプラス |
高島屋 | 100円毎に1ptプラス |
伊勢丹 | 100円毎に1ptプラス |
タワーレコード | 100円毎に1ptプラス |
AOKI | 100円毎に2ptプラス |
ビックエコー | 100円毎に2ptプラス |
dカード ポイントUPモール経由でのショッピングがお得
dカード ポイントUPモール経由をして、dカードを使ってネットショッピングをするだけで、通常の1.5倍~10.5倍のポイントが貯まります。
難しい手続きは必要ありません。dカード ポイントUPモールからあなたが利用したネットショップにアクセスして、dカードを使って購入するだけで、ポイントがお得に貯まります。
参加しているショップも非常に多いです。
例えば、アマゾンや楽天市場、YAHOO!JAPANショッピング、ユニクロ、ビックカメラ、アップル、DHCなどの大手も参加しています。
dポイントの使い方
貯まったdポイントはさまざまな用途で活用できます。
ケータイ料金の支払いに使う
ドコモのケータイ利用料金に充当することができます。(※1pt単位から利用可能)携帯電話料金をカード決済することでdポイントも貯まるので、お得に携帯電話を利用することが可能になります。
実際に大半のドコモユーザーは、貯まったdポイントをケータイ料金に充当していますね。
お店の支払で使う
dポイント加盟店において、会計時にポイントで支払うことができます。主な加盟店としては、ローソンやマクドナルド、東急ハンズ、ジョーシン、AOKI、かっぱ寿司、はなの舞などが挙げられます。
商品と交換
ポイント数に応じて、グルメやリビンググッズ、ファッション、ビューティー、ヘルス商品と交換することができます。ポイント・マイルと交換
他社のポイントプログラムやマイル、ギフトカードなどとも交換可能です。ポイント・マイルなど | 移行レート |
---|---|
Pontaポイント | 5,000pt⇒5,000pt(※別途250ptの手数料がかかります) |
JALマイル | 5,000pt⇒2,500マイル |
iDキャッシュバック | 2,000pt⇒1,800円分 |
VJAギフトカード | 8,000pt⇒5,000円分 |
スターバックスカード | 3,000pt⇒3,000円分 |
ドトールバリューカード | 3,000pt⇒3,000円分 |
初年度の年会費は無料
dカードの年会費は1,250円+税となっていますが、入会初年度は無料で利用することができます。
また、前年度に1回以上ショッピングサービスを利用したカード決済をした場合は無料となります。
携帯電話利用代金・支払いやETC・iDショッピングでも適用されるので、実質無料で利用することが可能です。
家族カード・ETCカードも初年度無料
家族カードとETCカードにおいても入会初年度は年会費無料で利用することができます。2年目以降においては本会員・家族会員のどちらか一方が1回以上のショッピング利用をすることで、家族カードの年会費が無料になります。
どちらも一度もショッピング利用しなかった場合は400円+税の年会費を請求されます。
ETCカードにおいても前年度に1回以上のETCカード利用をする場合は無料になります。
年間一度もETC利用をしなかった場合は翌年に500円+税の年会費が請求されます。
充実した付帯サービス
dカードでは、下記のような充実した付帯サービスが備わっています。
お買い物あんしん保険
dカードには、お買い物あんしん保険が付いています。お買い物あんしん保険とは、dカードを使って購入した商品が、万が一盗難・破損などの損害を受けてしまった場合、購入日から起算して90日間まで補償してもらうことができるサービスです。
補償金額に関しては、年間100万円まで補償してくれます。(※自己負担額は1事故あたり3,000円)
但し、海外利用の場合は全ての支払で適用されますが、国内利用の場合はリボ払いや3回以上の分割払いのみしか適用されません。
そのため、国内利用で一括払いや2回までの分割払いで購入した商品に関しては補償されないので注意をして下さい。
dカードケータイ補償
dカードケータイ補償とは、利用しているNTTドコモの携帯電話が購入から1年以内に偶発的な事故で紛失・盗難、修理不能(水漏れ・全損など)になった場合に、新たに購入する費用の一部をサポートしてくれるサービスです。サポートを受けるためには、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話をドコモショップにおいてdカードで購入することが条件となっています。
新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10,000円をサポートして貰えます。
サポート金額はdカード利用代金の請求額から補償金額を減額することによって補償されます。
VJデスク
世界各地に設置されているデスクから、現地の事情に精通した日本語が話せるスタッフがあなたの旅行をサポートしてくれます。ホテル、レストランの紹介、各種交通機関案内やガイド・通訳の手配などに対応してくれます。
また、万が一dカードやパスポートを紛失した場合でも24時間年中無休のエマージェンシーサービスが利用できるので安心です。
電子マネー『iD』が利用できる
dカードに電子マネー『iD』を搭載することができます。
iDに対応した店舗において現金を持ち歩く必要がなく、カードやスマホを専用の読み取り機にかざすだけで、スマートに支払いを済ませることができます。
ポストペイ(後払い)式になっているので、事前のチャージは不要です。支払いはdカードの利用代金とまとめて請求されます。
もちろんiDを利用した金額に対してもdポイントが付与されますよ!
全国74万ヶ所で使える
電子マネーを使用する際に気になるのが、「どこの店舗で使えるのか?」という点だと思います。電子マネー『iD』はコンビニやショッピングモール、レストラン、ドラッグストア、タクシー、レジャー施設などで使えます。
iDが使える店舗はどんどん拡大していて、現在は約742,000ヶ所で利用することができます。
アップルペイも利用できる
dカードではApple Pay(アップルペイ)にも対応しています。
今までのおサイフケータイはAndroid端末しか利用できませんでしたが、アップルペイが登場したことでiPhone7以降のアップル端末でもおサイフケータイ利用が可能になりました。
上記の電子マネーと同様に、iD加盟店で利用することができます。
但し、アプリケーション・オンラインショッピングでの利用は、Mastercardブランドのみに対応しています。
そのため、アップルペイの利用を検討しているなら、入会申込時にMastercardブランドを選択するようにして下さい。
デメリット
dカードを利用することでさまざまなメリットが得られますが、もちろんデメリットも存在します。
旅行傷害保険は付いていない
海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険共に付与されていません。年会費が実質無料で利用できるということで仕方がないですが、クレジットカードに旅行傷害保険を付与したい場合は他のクレジットカードの申し込みを検討してください。
ドコモユーザー以外のメリットは少ない
dカードは文字通り、ドコモユーザーが多くのメリットを得られるクレジットカードです。貯まったdポイントをドコモの携帯電話料金の支払いに利用できたり、一定の条件を満たしていれば携帯電話を新たに購入する費用の一部をサポートしてもらえます。
そのため、ソフトバンクやauのスマホ、携帯電話を利用している方にとっては、それほど大きなメリットを享受することはできません。
dカードの申し込み方法・作り方
dカードはインターネット(PC・スマホなど)から簡単に申し込むことができます。
公式サイト内の申し込みフォームに必要事項を入力して手続きを進めて下さい。
入会申し込みをする際には下記の情報・書類が必要になるので事前に用意しておきましょう。
支払いに指定する口座情報を確認できるもの(キャッシュカード、口座通帳など)
本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
勤務先情報(勤務先社名・住所・電話番号など)
審査
申し込みフォームに入力した情報に基づいて審査が行われます。申し込み資格は『満18歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入がある方』となっています。
年収がそれほど多くなくても安定した収入を得ていれば、審査を通過することができます。
実際に勤務年数(半年以上)が長いパートタイマーやフリーターの中にも、dカードを所有しているという方は多いです。
カード発行
審査を通過すると、カードが発行されます。カードは最短5日で自宅に届きます。手元に届いたら、まずはカードの裏面にサインをしましょう。そしてカード内容の確認とdポイントを利用する手続きを行います。
また、電子マネー『iD』を利用する場合はその設定手続きをして下さい。
これらの手続きが完了すれば、dカードの利用が可能になります。
dカードをおすすめしたい方
上述しているとおり、dカードはドコモユーザーにとって大きなメリットを得られるクレジットカードとなっています。
日頃からドコモのスマホや携帯電話と契約をしている方は、ぜひdカードの申し込みを検討してみて下さい。
毎月の携帯電話利用料金の支払いもポイント加算されるだけでなく、貯まったdポイントを携帯料金の支払いにも活用できて非常にお得です。
また、携帯電話料金の支払をカード決済に切り替えるだけで、年会費が無料になる条件をクリアできますよ^^
詳細スペック
申し込み資格 | ・個人名義であること(法人名義は申し込み不可) ・満18歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること ・その他NTTドコモが定める条件を満たすこと |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
発行日数 | 最短5日間 |
利用可能枠 | 不明(公式サイトから問い合わせてください) |
年会費 | 1,250円+税(※前年度に1回でもショッピングサービスの利用があれば無料) |
家族カード | 1枚目⇒無料、2枚目以降⇒400円+税 |
ETCカード | 500円+税(初年度は無料) |
電子マネー対応 | 楽天Edy、SMART ICOCA、nanaco、モバイルSuica、iD(携帯) |
ポイント還元率 | 1.0%~5.0% |
ショッピング手数料 | 12.0%~14.75%(分割払い)、15.0%(リボ払い) |
キャッシング手数料 | 18.0% |
ポイントプログラム
ポイントプログラム | dポイント |
ポイント付与率 | 100円⇒1ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%~5.0% |
最低交換条件 | 3,000ポイントから100ポイント単位で利用可能 |
交換・還元方法 | dポイント提携店での購入時割引、ドコモケータイ料金の支払い時割引、ドコモ商品の購入時割引、ギフトカード、dポイント交換商品、iDキャッシュバックなど |
提携ポイント | Pontaポイント、JALマイルなど |
ポイント有効期限 | 24か月 |
付帯保険
国内旅行傷害保険 | - |
海外旅行傷害保険 | - |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
マイレージ
交換可能なマイル | JAL |
マイル付与率 | 5,000ポイント⇒2,500マイル |
最低交換単位 | 5,000ポイント |
交換上限ポイント | 1ヶ月あたり40,000ポイント(8口:20,000マイル) |
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